離発着地点の選定、安全な飛行高度、危険箇所の有無により最適な飛行ルートを立案します。離発着地点は、10㎡程度の開けた場所が必要です。計測範囲に建物や電柱、樹木などがあれば、それらより飛行高度を高く設定しなければなりません。高圧線や基地局付近では電波障害のおそれがあります。

標定点とは地上の位置情報のことです。TSやVRSを用いて標定点の座標を観測し、目印となる対空標識を設置します。撮影した写真に標定点の座標を付与することで位置精度を向上させます。
検証点は写真測量の精度を検証するために使用します。

機体の操縦及び撮影は自動で行われます。オペレーターは気象状況、機体、バッテリー残量、GPS受信状況を監視します。機体に異常があれば直ちに飛行を中止します。